子供の様子を観察する
落ち着いて、しっかり診ましょう
- 吐いた回数,色(透明、黄、緑、黒、赤)
- 腹痛、頭痛はないか
- 食欲、熱、下痢の有無
- おしっこの量
待つ
様子を見ても大丈夫。通常の診療時間内に受診しましょう
- 吐き気が治まったあと、水分が取れる
- 下痢、発熱などがなく、全身状態が悪くない
行く
救急外来を受診しましょう
- 10~30分おきに腹痛を繰り返す(激しく泣く)、血便がある
→ 至急受診が必要 - けいれん(ひきつけ)をともなったり、意識がぼんやりしている
→ 至急受診が必要 - ひどい腹痛、強い頭痛をともなったり、強く頭を打った後
→ 至急受診が必要 - 嘔吐と下痢を同時に何回も繰り返す
- 吐いたものに血液や胆汁(緑色)が混じる
- 何回も吐いた後、コーヒーかすのような色や黄色の胃液になった
- おしっこが半日以上でない
- 唇や舌が乾いている
注意すること
- 吐き気が強いとき
→ 飲食するとかえって吐くので2~3時間は控える - 嘔吐の間隔が長くなったら
→ 人肌ほどにあたためた子供用イオン水、湯冷まし、お茶を少しずつ飲ませる - 吐き気が治まったら
→ 消化のよいおかゆやうどんなどの炭水化物を少量ずつ与える(脂っこいものは控える)
家庭でできること
吐いたものがのどのつまらないように、横に向かせて寝かせる